都市部ではオフィスの過密化によって、最近では「窓がない」「ほとんど窓がない」というオフィスビルも多くなっています。
オフィスに窓を確保することを義務付ける法律はないものの、オフィスに窓ガラスがなく自然光が入らないと、作業効率を大きく低下させる要因となります。
たかが、「窓ガラス」「自然光」と思われますが、「気分転換の効果」「生活の質・睡眠の質の向上」「コミュニケーションの円滑化」に大きな効果があります。
■基本的効果■
・雰囲気の改善
明るさや開放感を作り出してくれる
・室内の換気
外気を取込み空気の入替えで気分転換に
・室外とのつながり
時刻や天候・季節の移り変わりを知らしてくれる
*従業員のメンタルの安定に繋がります
■生活の質・睡眠の質の向上■
オフィスでより多くの自然光を浴びている人は、窓がないなどの理由で自然光を浴びていない人に比べて、一晩に平均46分も眠りが長く、睡眠の質が良かったという、研究結果(アメリカ)が出ています。
もちろん、健康状態・やる気といった生活の質も高いことが同時に立証させています。
■コミュニケーションの円滑化■
夜勤の人に比べ、自然光を浴びる機会が多い日勤の人の方が同僚と円滑にコミュニケーションを行え、またクライアントからも好印象を持たれる事が多く、健康状態が良いという、研究結果(アメリカ)が出ています。
■自然光を効果的に取り入れる方法■
2・3年前から様々なメーカーが「採光フィルム」を発売しています。
これは窓から入る自然光を天井に効果的に反射・拡散させ、部屋全体を明るくするものです。オフィスの窓に設置すれば、季節や時間帯によって「まぶしい」と感じることがなくなるだけではなく、室内が今まで以上に明るくなれば、節電効果も期待できます。
■窓が少ない・小さいオフィスでも■
「窓がない・少ない・小さい」オフィスでも諦めることはありません。レイアウトに少し工夫をするだけで、限られた自然光を最大限に活用できます。
例えば、窓際に採光の邪魔になるものを置かず、間仕切りには全面ガラスのものを採用すれば、自然光が広範囲に広がります。もし、視線が気になるようでしたら、その部分の間仕切りにフィルムを貼りましょう。
ちなみに、窓が適度にあるオフィスは運気を呼び込む良いオフィスと考えられています。反対に窓が全くないオフィスは運気を呼びにくいと考えられています。
運気を多く呼び込もうとして、「大きな窓」を設置すると、逆に光が邪魔となり従業員が仕事に集中できにくくなるみたいです。
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